Language Reactor、ChatGPT、WordHolicで語彙力強化

Language ReactorはYoutubeの動画コンテンツのスクリプトをエクスポートすることができます。

このスクリプトを語彙力アップのための教材にしましょう。

操作手順を説明します。

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Language ReactorでスクリプトをPDF保存

Language Reactorの「エクスポート」機能で動画のスクリプトを出力します。
「エクスポート」ボタンをクリックするとポップアップが開きます。
形式は「印刷(HTML)」の方が扱いやすくおすすめです。

出力されたスクリプトがラウザの別ページに表示されます。
表示されたページ上で「プリンタ」を起動し「PDFとして保存」を選択し、パソコン上に保存します。

スクリプトをエクスポート・Macに保存

「エクスポート」をクリックします。

「印刷(HTML)」を選択し「エクスポート」をクリックします。

プリンタのウィンドウが開くので「PDFに保存」を選択し「保存」をクリックします。

名前をつけ、保存先を指定します。
なにもしなければ保存先は「ダウンロード」になります。
ここでは指定先を「デスクトップ」にしました。

Air DropでiPadにスクリプトのフィアルを送信

iPadを持っているなら、Air DropでPDFをiPadに送りましょう。
iPad上でスクリプトのPDFを開き、Appleペンシルでマーカーを付けながら学習することができます。

MacからiPadにAir Dropで送信したPDFは「ファイル」フォルダ>「最近使った項目」あるいは「ダウンロード」フォルダで見つけることができます。

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ChatGPTで英語表現リストを作る

Language Reactorでエクスポートしたスクリプトから英語表現リストを作る方法です。
ChatGPTを使ってスクリプトから日常でよく使われる表現をピックアップ・リスト化させます。
時間で区切って、表現のレベルを指定しましょう。
列Aに時間、列Bに英語、列Cに日本語訳、列Dに元の文章を表示するよう指示出しします。

【プロンプト例】

PDFのスクリプトの0:00〜20:00の時間で日常でよく使う英語表現を50個抜き出しリスト化してください。TOEIC400点以上、内容は被らないようにしてください。列Aに時間、列Bに英語、列Cに日本語訳、列Dに元の文章を表示してください。

PDFをアップロードし、プロンプトで指示出しします。
しばらくすると、CSV形式のリストが作成されます。
これをMacにエクスポートしましょう。

こんな感じのリストが出来上がります。

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Word Holicでフラッシュカードを作成

スマホのアプリで暗記帳を作って見ましょう。

ChatGPTで作成した英語表現リストをカード形式に変換する方法です。

Word Holicというスマホのアプリを使います。
手順は以下の通り。

まずはじめに、このアプリにデータを取り込むためのテンプレートをダウンロードします。
保存先はGoogleドライブです。
csv形式のテンプレートをスプレットシートで開き、ここにアプリに読み込むデータを貼り付けてcsv形式で保存します。
次に、スマホのWord Holicを起動させ、Googleドライブに保存したcsvファイルを取り込みます。

順番にやっていきましょう。

データ取り込みのための雛形(テンプレート)をGoogleドライブにダウンロード

iphoneにフラッシュカードアプリ「Word Holic」をインストールします。
アプリを起動し、右上の3本線マークをクリックします。
メニューから「PCで単語データを作成」という項目を選択します。

「カード作成ファイルの雛形をダウンロード」をクリックします。
「テキスト用のテンプレート」を選択し、ダウンロードします。

テンプレートの送信先の指定・送信

ダウンロードされたテキスト書類「template」を送信するのですが、
Googleドライブを送信先に指定します。
Googleアカウントを選択し、保存するドライブ内のフォルダを選択します。
「マイドライブ」のままでもいいですし、専用のフォルダを作成してもいいですね。
私はGoogleドライブ内に「WordHolic_csv」という名前のフォルダを作成しました。

送信先を指定したら、「アップロード」をクリックします。
送信が開始されます。

テンプレートをスプレッドシートで編集・保存

指定した「WordHolic_csv」フォルダに「WordHolic_csv」という名前のテンプレートが保存されます。

「スプレッドシート」で開きます。

A:「FrontText」はフラッシュカードの表面に表示させる情報
B:「BackText」は裏面に表示させる情報
C:「Comment」は「コメント」ボタンをクリックすると表示される情報
D:「FrontTextLanguage」は表面の言語
E:「BackTextLanguage」は裏面の言語

1列目のみ残し、5列目以下のサンブルはすべて削除します。

A列、B列、C列にChatGPTで作成した英語表現リストの情報をコピペします。
ヘッダーと時間の列は選択しません。
「英語表現」「日本語訳」「元の文章」の内容のみコピーします。

ヘッダーのみ残して下のサンプルデータを削除したテンプレートに上でコピーしたデータをペーストします。

余裕があれば、FrontTextLanguageに「en-US」、BackTextLanguageに「ja-JP」と入れ、言語を指定してください。これを入れておくとアプリでその言語で読み上げてくれます(後で設定も可能)。

ファイル名を付け、保存します。

Googleドライムの指定したフォルダ内に編集後保存したスプレットシートファイルがあることを確認します。
「RP」と名付けたファイルがちゃんと存在しますね。
今度はこれをスマホのWord Holicに読み込ませます。

Word Holicにデータ取り込み

データファイルをMacにダウンロード

Googleドライブに保存したスプレッドシートのデータファイルをMac内にダウンロードします。

cvs方式でダウンロードするため、ファイルを開き、メニューバーの「ファイル」から「ダウンロード」>「カンマ区切形式(.csv)」を選択します。

「RP-template.csv」という名称でMacに保存されました。

csv形式のデータファイルをiphoneに転送

ダウンロードしたcsvファイルをAir Dropでiphoneに送信します。

iphoneに転送されたら、今度は「Word Holic」にそのデータを取り込みます。

Word Holic に単語データを取り込む

アプリを起動して、三本線のメニューを開き、「単語データ取り込み」をクリックします。
インポート対象ファイルを選択します。
文字コードは「自動判定」のままで大丈夫そうです。
オプションもとくにファイルの置き換え等が必要なければ「新規追加」のままでOKです。

さらに下へスクロールして、インポート先フォルダを指定します。
ここではあらかじめ作成した「ドラマ」という名称のフォルダを指定します。
「フォルダデータをインポート」というボタンを押して、取り込みを開始します。
取り込みが完了したら、取り込み先フォルダをタップしてみましょう。

フラッシュカード完成

フォルダ内にカードが50個ありますね。
英語が書かれた表面をタップすると裏面の日本語訳が表示されます。
「コメント」をタップすると元の文章が表示されます。
スピーカーマークをタップすると音声を聴くことができます。

自分の使いやすい形態で学習

いかがでしたか。

ドラマのスクリプトを入手する方法、スクリプトからレベルに応じた英語表現リストを作る方法、リストから暗記用のフラッシュカードを作る方法までをご紹介しました。

フラッシュカード作成までの流れは慣れれば難しくありません。

効率よく勉強していきましょう。